ビール漫遊 -シメイ・グリーン(Chimay Green)-

ビール
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最近は同じような銘柄に固まっており面白味のなかった近所のスーパーのアウトレットコーナーの一角でしたが、嬉しいことにシメイビールがおいてありました。
相変わらず味については割愛させていただきますが、どのようなビールなのかぜひ一緒に飲みながら読んでいただければと思います。

シメイ・グリーン(Chimay Green) / Chimay / ベルギー

シメイ150周年を記念して作られたビールです。フローラルな風味の中に、ドライフルーツとエキゾチックなスパイスのアロマがあります。なめらかで芳醇なフルボディーながら、すっきりとした後味。クリーミーな泡が特徴です。

画像、引用:日本ビール株式会社

以前、ベルギーのトラピストビール「サンフーヤン」をご紹介しておりましたが、そのトラピストビール醸造所のなかで最も規模が大きく、かつ知名度があるのはこのシメイビールではないでしょうか。
修道院が建立した1850年からの歴史があり、2025年に175周年を迎えたという歴史あるビールです。

ロゴはフルール・ド・リス(アヤメの花)と盾をモチーフにしているように見えます。どちらもヨーロッパの王権や芸術の象徴的な紋章と考えられます。
Authentic Trappist Productsというボトル中央下の六角形のマークは、国際トラピスト協会に認められた世界にわずか11ヶ所の醸造所のみの証明であるとのこと。

製造はベルギーのボトーというフランスとの国境近くの地域にあるスクールモン修道院で管理。
非営利の原則というものがトラピストビールにはあるとのことで、このビール販売で得た利益の大部分が慈善活動や地域社会の支援に充てられているという、なんともサステナブルなビールでした。
このサステナブルな取り組みはトラピストビールとして認められるための厳格な条件の一つとのことです。

ビールだけではなくチーズも作られていた

調べているなかで、母体となる組織がChimay Beer and Cheese という点が気になりました。
そうなんです、実はチーズも有名なんだとか。
他にもウェストマールというシメイ同様に有名なトラピストビール醸造所もチーズ作りをしているなどビールとチーズの関係性はとても深いようです。

ビール造りの副産物を活用したり、熟成工程でビールそのものを使用したりと、ビールと深く結びついたチーズ。
シメイチーズの最大の特徴は、醸造所と酪農場が一体となったサステナブルな製造サイクルで、ビール製造時に出る麦芽粕が、チーズの原料となるミルクを出す牛の飼料として活用されていることや、ビールで洗う熟成として一部の種類のチーズは、熟成期間中にシメイビールで表面を洗う「ウォッシュタイプ」の手法が取られており、ホップの苦みや麦芽の香ばしさがチーズに移っているんだとか。

参考:https://chimay.com/en/

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