ビール漫遊 -ダックダックグース(Duck Duck Goose)-

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本日の晩酌のお供に選んだのはさわやかな青色の缶が目を引くダックダックグースです。
この華やかなビールはどのような醸造所が造っているのかについても調べてみましたよ。

ダックダックグース(Duck Duck Goose) / AB InBev / アメリカ

IPAの魅力を持ちながら、深い風味はそのままに、アルコール度数や苦味は程よく、トロピカルフルーツのように甘く軽やかな香りが特徴。
誰でも簡単に飲めるセッションIPAで、クラフトビール入門編としておすすめ。

画像、引用: 公式ブランドサイト

以前ご紹介したグースIPAと同じ醸造所であるグースアイランドからのビールです。

入門編と銘打っている理由は、このビールのスタイルが「セッション(Session) IPA」であることからもわかります。通常IPAは苦みが強くアルコール度数も高い傾向にありますが、セッションIPAはアルコール度数が低めで5%以下とされており、口当たり軽く甘さも感じられます。
ちなみにセッションとつく由来はイギリスのパブで長時間セッション(会議、音楽演奏など)する際に、酔いにくい低アルコールビールを飲んだことからだとか。

IPAにもいろいろと種類があるんですよね、そこでどれくらい種類があるのかと思いましてワールドビアカップの2025年受賞カテゴリーで India Pale Aleを冠するカテゴリー数を調べてみると8種類でした!Pale Ale のみは除いてます。
IPAだけでもいろんな種類があることを確認したところで、どんな醸造所が造っているのかも少し書いてみます。

アメリカクラフトビール界のパイオニア

グースアイランド醸造所について調べてみました。1988年にシカゴで創業して以来、アメリカ中西部のクラフトビール界を牽引。彼らが先駆者とされる主な理由は、伝統的な製法に安住せず、「Why not?(なぜやらない?)」の精神で常に革新を追求した点にあるとのこと。

ダックダックグースとは異なる商品ですが、その革新的といわれる象徴的な取り組みが、1992年にビール業界に導入したバーボン樽熟成スタウトなんだそうです。これはバーボンウイスキーで使われていた樽熟成をビールに取り入れた世界的な革新であり、後に「バレルエイジドビール」として確立するカテゴリーの道を切り開いたとのこと。1

華やかなセッションIPAの香り

そんなグースアイランド醸造所の作ったダックダックグースは、トロピカルフルーツとホップの香りを楽しみながら、ゆっくりとした時間を過ごすことのできるビールでした。
ビールって原料こそ同じようなラインアップなのに、どうしてこんなにも多種多様な香りと味なんでしょうね!

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  1. グースアイランド公式サイト ↩︎

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